
第8回公演
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kanikuso〜人学楽生〜 第8回公演 「ここは幕張、埋立地。」 @浅草橋アドリブ小劇場 2006年10月6日(金)〜9日(祝) 作/演出:迫田 元

<キャスト> 小島 啓寿(カムカムミニキーナ)/蛭川 将旨(C&Oプロダクション)/磯村 アコ/横須賀 正佳(フラッシュアップ) asuka/藤掛 俊光/牧田 みどり/神崎 ゆい/逢澤 純世/間宮 結(劇団超新星)/岡田 裕子 西川 新/松尾 武志/吉村 亞美
<開演時間> 6日(金):19:00 7日(土):14:00 19:00 8日(日):14:00 19:00 9日(祝):15:00
料金:前売¥2500、当日¥2800
<パンフレットご挨拶> 今回初めて未来の話になりました。 未定って、期待と不安といろんなものが入り混じる不思議なもんです。 今の自分の感性や感情によって、未来に見えるものも変わっていく。 先が見えないから楽しいのか、先が見えないから不安なのか。 全てが今に起因する。今の積み重ねが、未来というもの。
稽古の帰りに駅のホームでゲロを踏みました。 会話に没頭していた僕は、足元のゲロには気づくこともなく、できたてホヤホヤのを見事に的中させました。 それから頭に浮かんだこと、、、 普通以上に元気モリモリだった僕は、子供の頃、よく犬の糞を踏んだということ。 一番鮮明に覚えているのが、バスに乗ってなんだか臭いなぁと思ったら、靴の裏にべっとり糞がついていたこと。 駅のそのシチュエーションが、眠っていた僕の記憶を呼び覚ました。
考え出したらキリがないこと。 その一つが未来であることは確かだ。想像の森は無限に広がる。
生き様。この言葉、響きがカッコいい。「ザマ」ってのがいい。 神奈川にある地名、座間。一度聞いたら覚える。 「〜〜ざます。」と言うアニメのキャラクターって、なぜか目が細い。 かといって、目が細い人が「ざます」を語尾に付ける頻度が高いわけでもない。 そもそも、「ざます」を語尾に付ける人を見たことは僕はない。
生き様について思う。 非難することも賞賛することもないのだよ。 カッコいいもカッコ悪いもないのだよ。 生きている。さま。生き様。生きることが生き様なんだ。 一人一人が、「様」になっているんだ。
kanikuso第8回公演。「ここは幕張、埋立地。」 放射能という見えないものと戦う人間。彼らの胸にあるものは、誇りと、信念と、そして強い気持ち。 14人の生き様を、どうぞご堪能下さいませ。 そしてそこにある心を、お持ち帰り下さい。
本日はご来場、誠にありがとうございます。
2006.10 迫田 元
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